本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。スクール料金は編集部が各社公式サイト・第三者媒体で確認した値、職種年収は政府統計(e-Stat)の公開データを集計した値です。料金は変動するため、申込前に必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください(料金は2026年5〜6月時点の調査)。
「このスクール、10万円は安いのか。30万円は高いのか」——副業スクールの料金を前にして、判断の物差しがないまま迷う方は多いはずです。
Naviaは、AIで副業収入を得たい会社員のための比較・検証メディアです。本記事は、その物差しを公的データで用意します。スクール料金が高いか安いかは、単体では決まりません。**そのスキルで一人前になった人が、世の中でいくら稼いでいるか(市場価値)**と並べて、はじめて「この投資は妥当か」が見えてきます。
そこで本記事では、副業スキルごとに対応する職種の年収を、厚生労働省「賃金構造基本統計調査(令和5年)」の公開データから引き、主要スクールの料金レンジと一枚の表で突き合わせます。数字の出どころも最後にすべて開示します。あなたが、自分の物差しでスクール投資を判断できる状態にすることがゴールです。
結論:スキルの市場価値とスクール料金の対応表
最初に全体像を出します。下表は、副業で人気のスキルと、それに対応する公的統計上の職種、その職種で働く人の目安年収、そして主要スクールの料金レンジを並べたものです。
| 副業スキル | 対応する公的職種(e-Stat) | プロの目安年収 | 主要スクール料金レンジ | 対応精度 |
|---|---|---|---|---|
| プログラミング/エンジニア | ソフトウェア作成者/システムコンサルタント・設計者 | 557.6万円/684.9万円 | 約13万〜170万円 | ◎ |
| Webデザイン | デザイナー | 509.3万円 | 約13万〜65万円 | ○ |
| AIライティング | 著述家,記者,編集者 | 571.7万円 | 約10万〜40万円 | ○ |
| 動画編集 | 美術家,写真家,映像撮影者 | 521.2万円 | 約10万〜39万円 | ○ |
| Webマーケティング | (対応する公的職種なし) | 提示できない | — | △ |
IMPORTANT
対応精度の見方:◎=公的職種がスキルとほぼ一致。○=公的職種がやや広く、他の職種も含むため年収は目安として読む。△=公的統計に対応する職種区分がなく、市場価値の代理指標を置けない。年収は厚生労働省「賃金構造基本統計調査(令和5年)」企業規模10人以上・男女計の値を、推定年収=きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額で算出した編集部集計です(詳細は末尾の「データの出典と取得方法」)。Webマーケティングの料金レンジは、対応職種が出せないため本表では割愛します(各ジャンル比較記事で確認できます)。
この表の読み方には、外してはいけない前提が3つあります。順に説明します。
データの読み方|3つの前提を外さない
公的データは強力ですが、読み方を間違えると逆に判断を誤ります。本記事の数字を使う前に、次の3つだけ共有させてください。
前提1:これは「本業正社員の平均」であって、副業収入の保証ではない
賃金構造基本統計調査の年収は、その職種でフルタイムで働く労働者の平均です。「スクールに通えば副業でこの年収が稼げる」という意味ではありません。
副業は、案件単価×作業量で積み上がる世界です。最初の数か月は月数千円〜数万円から始まることがほとんどで、本業正社員の平均年収とは性質が違います。本記事の年収は、あくまで**「そのスキルを本気で磨いてプロになった場合、市場がつけている値段の到達点」**として読んでください。料金が市場価値に対してどのくらいの規模かを掴むための、北極星のような指標です。
副業として「月いくら稼げて、何か月で回収できるか」を知りたい方は、副業単価ベースで試算した副業スクールの費用は回収できる?回収シミュレーションが直接の答えになります。本記事(市場価値)とあちら(副業回収)は別レイヤーなので、両方を見ると立体的に判断できます。
前提2:令和5年・男女計・企業規模10人以上の値である
数字には必ず条件が付きます。本記事で使う年収は、**令和5年(2023年)**の調査結果、男女計、企業規模10人以上の事業所の平均です。
男女別・年齢別・企業規模別で数字は変わります。たとえば大企業(1,000人以上)に絞れば平均は上がり、若年層に絞れば下がります。本記事は全体像を掴むために男女計・10人以上で統一していますが、自分の属性に近い数字を見たい場合は、末尾のデータ取得方法を参考に、e-Statで条件を絞って確認してください。
前提3:職種マッピングには限界がある
公的統計の職種区分は、副業スキルの呼び名とぴったり一致するわけではありません。ここを正直に開示します。
- プログラミング/エンジニアは、「ソフトウェア作成者」「システムコンサルタント・設計者」という職種がほぼそのまま対応します(◎)。
- Webデザイン・AIライティング・動画編集は、対応する職種がやや広めです。「デザイナー」はWebデザイナー以外(グラフィック・プロダクト等)も含み、「著述家,記者,編集者」は新聞記者や書籍編集者も含み、「美術家,写真家,映像撮影者」は写真家や美術家も含みます。年収は目安として読んでください(○)。
- Webマーケティングには、対応する公的職種区分が存在しません。「企画事務員」などが近いものの、マーケターと言い切れる職種がないため、本記事では市場価値の代理指標を置かない判断をしました(△)。数字を無理にあてはめる方が不誠実だからです。
この限界を踏まえたうえで、ジャンルごとに料金と市場価値を突き合わせていきます。
ジャンル別|市場価値とスクール料金
ここからは、スキルごとに「プロの市場価値(年収)」と「スクール料金」を並べていきます。本記事では料金の規模を、スクール料金がプロの年収の何%にあたるかで示します。これは「何か月で回収できるか」ではなく、「プロが1年で稼ぐ市場価値に対して、入口の料金がどのくらいの規模か」を見る指標です。実際にあなたが副業で得る収入とは別物である点(前提1)に注意してください。料金は本記事末尾でリンクする各ジャンルの比較記事で、より詳しく検証しています。
プログラミング/エンジニア(対応精度◎)
公的統計との対応がもっともクリーンなジャンルです。
- ソフトウェア作成者(プログラマ・開発者):推定年収 557.6万円
- システムコンサルタント・設計者(上流SE・ITコンサル):推定年収 684.9万円
スクール料金は、買い切り型のデイトラ Web制作コース129,800円から、伴走型のtechmeets(165,000〜550,000円)、現場主義のRaiseTech(798,000円〜)、コース幅の広い侍エンジニア(約17万〜170万円台)まで幅があります(いずれも税込・2026年5〜6月時点)。
ソフトウェア作成者の年収557.6万円を基準にすると、デイトラ約13万円は年収の約2%、techmeetsスタンダード33万円は約6%、もっとも高いRaiseTech約80万円でも**約14%**です。スキルの市場価値(1年分)に対して、入口の料金は数%〜1割台という規模感になります。
TIP
教育訓練給付金の対象コース(techmeetsスタンダード・エキスパート等)なら、実質負担はこの割合よりさらに下がります。ただし割合が小さいことは「すぐ回収できる」ことを意味しません。スクールを出てすぐプロ年収に届くわけではない点(前提1)は外さないでください。
各校のAI対応・案件サポート・土台力の違いはAI時代のプログラミングスクール比較6校で4軸比較しています。
Webデザイン(対応精度○)
- デザイナー:推定年収 509.3万円
※「デザイナー」はWebデザイナーに限らず、グラフィック・プロダクトデザイナー等を含む区分です。Webデザインの市場価値の目安として読んでください。
スクール料金は、デイトラ WEB制作129,800円(営業支援込みで229,600円)から、実案件まで伴走するWEBCOACH(6か月475,600円〜12か月648,400円)、老舗のデジタルハリウッド・オンライン(在宅副業7か月325,490円・就転職7か月477,950円)まで(税込・2026年5月時点)。
デザイナーの年収509.3万円を基準にすると、デイトラ約13万円は年収の約3%、WEBCOACH 6か月コース約47.6万円は**約9%**です。詳細はAI時代のWebデザインスクール比較を参照してください。
AIライティング(対応精度○)
- 著述家,記者,編集者:推定年収 571.7万円
※新聞記者・雑誌編集者・書籍著述家を含む区分です。Webライティングの市場価値の目安として読んでください。
スクール料金は、デイトラ AIライティングコース99,800円から、生成AI全般を学べるバイテック178,000円〜、Zoom伴走のメイカラ(基本247,500円・超伴走396,000円)まで(税込・2026年5月時点)。
著述家・記者・編集者の年収571.7万円を基準にすると、デイトラ約10万円は年収の約2%、メイカラ基本約24.8万円でも**約4%**です。今回扱う4ジャンルの中でも、料金が市場価値に対して小さい部類です。各校のAI対応度・添削・案件サポートはAIライティングスクール3校を比較で並べています。
動画編集(対応精度○)
- 美術家,写真家,映像撮影者:推定年収 521.2万円
※写真家・美術家を含む区分です。動画編集の市場価値の目安として読んでください。
スクール料金は、デイトラ 動画編集コース99,800円、教材量が強みのstudio US(110,000〜275,000円)、ヒューマンアカデミー385,000円(リスキリング補助金で最大70%OFF対象)まで(税込・2026年5〜6月時点)。
映像撮影者等の年収521.2万円を基準にすると、studio US総合コース約27.5万円は年収の約5%、ヒューマンアカデミー約38.5万円は**約7%**です。補助金が使えれば実質負担はさらに下がります。各校の案件サポート・補助金対応は動画編集スクール比較5校で検証しています。
Webマーケティング(対応精度△)
Webマーケティングは、副業として人気が高い一方で、賃金構造基本統計調査に対応する職種区分がありません。「企画事務員」などが近い位置にありますが、これは社内の企画担当全般を指す区分で、Webマーケターの市場価値を表す数字とは言い切れません。近いというだけの数字を市場価値として出すと、かえって誤解を生みます。
そのため本記事では、Webマーケティングについては公的データによる市場価値の提示を見送ります。数字を無理にあてはめるより、対応職種がないことを正直に書く方が、データの信頼性を守ると考えるためです。Webマーケの副業単価ベースの試算は回収シミュレーションを参照してください。
「市場価値」と「副業の回収月数」は別物
ここまで見てきた市場価値は、スクール投資の妥当性を測る物差しです。一方で、多くの方が知りたいのは「自分がこの副業を始めたら、何か月で元が取れるか」でしょう。この2つは別の問いです。
| 観点 | 本記事(市場価値) | 回収シミュレーション |
|---|---|---|
| 何を見るか | そのスキルのプロが世の中でいくら稼ぐか | 自分が副業でいくら稼ぎ、何か月で回収するか |
| データの性質 | 公的統計(本業正社員の平均) | 副業案件の単価レンジ(目視集計の目安) |
| 使いどころ | 料金が市場価値に対して妥当か | 自分の生活で現実的に回収できるか |
両方を見ると、「市場価値の高いスキルか(本記事)」と「自分の場合に回収できるか(回収シミュレーション)」を、別々の角度から確かめられます。市場価値が高くても、自分の使える時間で案件をこなせなければ回収はできません。逆に市場価値が中程度でも、料金が安く回収が早ければ合理的な投資になります。
スクール選びの判断軸そのものを整理したい方は、副業スクールの選び方【失敗しない5つの基準】を先に読んでおくと、料金と市場価値を比べる土台ができます。
データの出典と取得方法
本記事の信頼性は、数字の出どころを開示することで担保します。同じ手順で、あなた自身が最新データを確認・再現できます。
職種年収データ
- 出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査(令和5年)」職種別データ
- 取得元:政府統計の総合窓口(e-Stat)API(一般_職種(小分類)データベース)
- 集計方法:推定年収=きまって支給する現金給与額(月額)×12+年間賞与その他特別給与額。企業規模10人以上・男女計の値を使用
- 利用条件:政府標準利用規約に基づき、出典を明記して利用しています
- 取得日:2026年6月
スクール料金データ
- 出典:各スクール公式サイト、および第三者媒体(HonNe・スクール選び等)
- 時点:2026年5〜6月時点の調査
- 注記:料金・キャンペーン・補助金の適用条件は変動します。申込前に必ず各公式サイトで最新情報を確認してください
賃金構造基本統計調査は毎年更新されます。本記事も年1回を目安に最新年へ更新します。
このデータの引用について
本記事の集計結果・対応表は、出典を明記していただければ、記事・資料・SNS等で引用・参照いただけます。引用の際は、出典名と本ページへのリンクの併記をお願いします。
出典:Navia編集部「副業スキルの市場価値とスクール料金を公的データで比較」 https://naviamarketing.com/posts/skill-market-value-school-cost/
なお、賃金構造基本統計調査そのものの再利用は、政府標準利用規約など各府省の定める条件に従ってください。
まとめ:料金は「市場価値」と並べて判断する
副業スクールの料金が高いか安いかは、料金単体では決まりません。そのスキルのプロが世の中でいくら稼いでいるか——市場価値と並べて、はじめて妥当性が見えます。
本記事の要点を再掲します。
- プログラミング/エンジニアは公的職種との対応が明確で、市場価値557.6万〜684.9万円に対し、スクール料金は年収の約2〜14%の規模
- Webデザイン・AIライティング・動画編集は対応職種がやや広いものの、市場価値はいずれも500万円台で、料金は年収の約2〜9%
- Webマーケティングは対応する公的職種がなく、市場価値の代理指標は置けない(副業単価ベースは別記事へ)
- ただしこの割合は「料金の規模」を測るもので、副業の回収しやすさではない。実際の副業収入はプロの平均年収より小さく始まる(前提1)
- 市場価値(本記事)と回収月数(回収シミュレーション)は別レイヤー。両方見ると判断が立体的になる
物差しが手に入ったら、次は自分の現在地に合うスクールを選ぶ番です。各ジャンルの比較記事で、料金以外の軸(AI対応・案件サポート・伴走の手厚さ)も確かめてください。
TIP
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