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「副業の確定申告、ソフトを使うのはわかった。でも結局マネーフォワードとやよい、どっちを選べばいいの?」——ここでつまずいて手が止まる方は少なくありません。
検索すると機能の○×表は山ほど出てきますが、似た項目が並ぶばかりで「自分の場合はどっちか」がはっきりしないのが正直なところです。
この記事では、副業会社員(給与所得+副業所得)という前提に絞って、2つのソフトの選び分けの決め手だけを言語化します。確定申告そのものの全体像(やるべきか、青色と白色のどちらか)は副業の確定申告 完全ガイドで整理しているので、要否から知りたい方はそちらを先にご覧ください。
なお、本記事の情報は記載の取得時点にもとづくものです。最終的な税務判断は個別事情で変わるため、迷う点は税理士・専門家にご確認ください。
先に:この記事が向かない人
比較の前に、対象を絞らせてください。次に当てはまる方は、本記事の2択そのものが合わない可能性があります。
- すでにfreeeを使っている:乗り換えコストを払ってまで移る決定的な差は、副業規模では通常ありません。今のまま続けて問題ないです。
- インストール型(買い切りソフト)が欲しい:本記事はクラウド版2つの比較です。買い切り派は別の選択肢になります。
- 法人として申告する:個人の確定申告ソフトの話なので射程外です。
逆に「クラウドで、青色申告で、できるだけ手間とコストを抑えたい副業会社員」であれば、この2つはどちらも有力です。ここから先を読む価値があります。
結論:あなたが「どっちタイプ」かで決まる
先に結論を置きます。両者は機能の優劣で決まるのではなく、あなたがどちらのタイプかで決まります。
| あなたのタイプ | 向いているソフト |
|---|---|
| とにかく初期費用ゼロで始めたい/シンプルな操作と手厚いサポートが欲しい | やよいの青色申告 オンライン |
| マネーフォワード ME(家計簿)など他のMF系を使っている/口座・カード連携を細かく使い倒したい | マネーフォワード クラウド確定申告 |
どちらも青色申告の65万円控除に対応し、e-Tax(電子申告)も自動仕訳もできます。「片方では確定申告できない」という決定的な機能差はありません。だからこそ、選ぶ基準は料金の構造・操作の好み・サポートの厚みという、人によって答えが変わる軸になります。
以下で、その3軸を順番に見ていきます。
前提:2つとも「副業の青色申告」はフル装備
選び分けの前に、両者に共通する「できること」をそろえておきます。ここが同じだからこそ、差は別のところに出ます。
- 青色申告特別控除65万円に対応:複式簿記+e-Tax申告で最大65万円の控除を取れます。これは両者とも満たします。
- 銀行口座・クレジットカードの自動連携:明細を取り込んで自動で仕訳します。手入力地獄を避けられるのは共通の強みです。
- スマホアプリ対応:移動中やスキマ時間に取引を確認・登録できます。
- e-Taxによる電子申告:税務署に行かず、オンラインで申告を完結できます。
つまり「副業の青色申告を、自動仕訳とe-Taxで楽に終わらせる」という目的なら、どちらを選んでもゴールには届きます。e-Taxでの申告手順そのものは副業の確定申告のやり方で具体的に解説しています。
ここから、差が出る3軸です。
軸1:料金 ——「年額固定のMF」vs「初年度無償のやよい」
いちばん性格が出るのが料金体系です。MFは年額固定、やよいは初年度を無償にして2年目から課金する構造で、考え方がまったく違います。
料金比較(取得時点は表下に明記)
| 項目 | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン |
|---|---|---|
| 最安プラン | パーソナルミニ:年10,800円 ◎ | セルフ:初年度0円/次年度11,800円 ◎ |
| 中位プラン | パーソナル:年15,360円(消費税・インボイス対応)◎ | ベーシック:初年度0円/次年度22,800円 ◎ |
| 上位プラン | パーソナルプラス:年35,760円(年払のみ・電話サポート)◎ | トータル:初年度19,800円/次年度39,600円(業務相談つき)◎ |
| まず無料で試す | 1か月無料トライアル(クレジットカード不要)◎ | セルフ・ベーシックは初年度無償 ◎ |
◎=公式LPで確認できた確定情報。金額はすべて税抜です。マネーフォワードの料金は2026年6月時点で公式サイト(biz.moneyforward.com)から取得しました。やよいの料金は2026年6月時点で公式サイトから取得した現行価格です。やよいの初年度無償・初年度半額には申込期限・適用条件があるため、申込前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
読み解き方
1年目のコストを最小化したいなら、やよいが有利です。セルフ・ベーシックは初年度無償で、「とりあえず始めて、合わなければやめる」という入り方ができます。副業を始めたばかりで、来年の確定申告まで続くか自分でも読めない段階なら、初期費用ゼロは効きます。
2年目以降を含めた総額で考えるなら、MFの年額固定がシンプルです。やよいは初年度0円が魅力ですが、次年度はセルフでも年11,800円かかります。一方MFのパーソナルミニは初年から年10,800円で、最安プラン同士の「2年目」で比べるとMFがわずかに安くなります。
ここで効いてくるのが、自分がどのプランを必要とするかです。消費税の申告やインボイス対応が要るかどうかで、選ぶプランが変わります。それは次の機能の軸につながります。
軸2:機能 ——「連携を使い倒すMF」vs「全プラン同機能のやよい」
機能面の思想も対照的です。MFはプランごとに使える機能が変わり、やよいは全プランで機能が同じ(差はサポートのみ)という設計です。
| 項目 | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン |
|---|---|---|
| 青色65万円控除(複式簿記+e-Tax) | ◎ 対応 | ◎ 対応 |
| 口座・カードの自動連携 | ◎ 対応(最安のミニは口座残高突合が非対応)○ | ◎ 対応 |
| レシート読取(AI-OCR) | ◎ ミニ月15件/パーソナル月30件/プラス月100件まで無料 | ◎ 対応(上限はプラン・時期で変動。公式で要確認) |
| 消費税申告・インボイス対応 | ◎ パーソナル以上で対応 | ◎ 全プランで対応 |
| プラン間の機能差 | 機能はプランで変わる(上位ほど高機能) | 全プラン機能は同一(差はサポート範囲のみ)◎ |
| スマホアプリ | ◎ 対応 | ◎ 対応 |
◎=公式LPで確認できた情報、○=公式LP記載だが条件つき。MFは最安のパーソナルミニのみ口座残高突合・債務管理などが使えないため、連携機能を重視するならパーソナル以上が前提になります。やよいのAI-OCR読取上限は公式LPで都度確認してください。
読み解き方
口座・カード連携を細かく使い、家計簿アプリのマネーフォワード MEなどMF系をすでに使っているなら、MFが自然です。同じMFアカウントで家計と事業を地続きに管理でき、連携の取り回しに強みがあります。ただし最安のパーソナルミニは連携系の一部機能が制限されるため、その用途ならパーソナル(年15,360円)以上を見ておくと安心です。
「プラン選びで機能を迷いたくない」なら、やよいです。やよいはどのプランを選んでも使える機能が同じで、変わるのはサポートの厚さだけです。「上位プランじゃないとこの機能が使えないのか…」という比較の手間がないのは、初めての人にとって地味に大きい利点です。
機能で大きく詰まることは、副業規模ではどちらも起きにくいです。最後の軸、サポートのほうが体感差は出ます。
軸3:サポート ——「電話まで頼れるやよい」vs「自走前提のMF」
確定申告が初めてだと、操作以上に「この入力で合っているのか」の不安がつきまといます。そこで効くのがサポートです。
| 項目 | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン |
|---|---|---|
| WebFAQ・セルフ調べ | ◎ 対応 | ◎ 対応(セルフプランはFAQ中心) |
| チャット・メールサポート | ◎ 対応(プランで範囲) | ◎ ベーシック以上で操作サポート |
| 電話サポート | ○ 上位のパーソナルプラスで対応 | ◎ ベーシック以上で対応 |
| 仕訳・確定申告の業務相談 | 個人向けプランの範囲外 | ◎ トータルプランで対応 |
◎=公式LPで確認できた情報、○=条件つき(上位プラン限定)。MFの個人向けプランは「自分で調べて進める」前提が基本で、電話サポートは上位のパーソナルプラスが対象です。やよいはベーシック以上で電話を含む操作サポートが付き、トータルでは仕訳や確定申告の業務相談まで頼れます。
読み解き方
電話で人に聞きながら進めたい、初めてで不安が大きいなら、やよいです。ベーシック(初年度0円/次年度22,800円)で電話サポートまで付くのは、「詰まったら誰かに聞ける」という安心感に直結します。確定申告の期日が近づいて焦るのは、たいてい操作で詰まったときです。
基本は自分で調べて進められる、サポートにお金を払う必要を感じないなら、MFで十分です。MFの個人向けプランはセルフ調べが前提ですが、UIとヘルプが整っているため、ITに苦手意識がなければ自走で完結できます。
ここまでの3軸を、いよいよ「どっちタイプか」に落とし込みます。
【PR】マネーフォワードが向いている人
次のいずれかに当てはまるなら、マネーフォワード クラウド確定申告が向いています。
- マネーフォワード ME など、すでにMF系サービスを使っている:同じエコシステムで家計と事業をまとめて管理できます。
- 口座・カード連携を使い倒したい:連携と自動仕訳の取り回しに強みがあります(パーソナル以上推奨)。
- 2年目以降も含めた年額固定で、料金をシンプルに把握したい:最安のパーソナルミニは初年から年10,800円(税抜)です。
まずは課金前に使用感を確かめるのが確実です。MFは1か月の無料トライアルがあり、クレジットカード登録なし・期間後の自動課金なしで試せます(2026年6月時点・公式サイト)。
広告/A8.net 経由のリンクで、マネーフォワード クラウド確定申告の公式サイトに移動します。
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【PR】やよいの青色申告が向いている人
次のいずれかに当てはまるなら、やよいの青色申告 オンラインが向いています。
- とにかく初期費用ゼロで始めたい:セルフ・ベーシックは初年度無償で、副業が続くか読めない段階でも踏み出せます。
- 電話を含むサポートに頼りたい:ベーシック以上で操作サポートが付き、確定申告が初めてでも詰まりにくいです。
- プラン選びで機能を迷いたくない:全プランで機能は同一なので、サポートの厚さだけで選べます。
やよいは初年度無償の対象プランがあり、まずコストをかけずに使い始められます(申込期限・条件は公式サイトで要確認・2026年6月時点)。
広告/A8.net 経由のリンクで、やよいシリーズの公式サイトに移動します。
【PR】(広告/A8.net 経由)初期費用を抑えたい方/サポートに頼りたい方向け
タイプ別の最終結論:あなたはどっち
3軸をまとめると、選び分けはこう整理できます。
| 重視すること | 選ぶなら |
|---|---|
| 1年目のコストを最小化したい | やよい(セルフ・ベーシックは初年度無償) |
| 電話サポートに頼りたい | やよい(ベーシック以上で対応) |
| プラン選びで機能を迷いたくない | やよい(全プラン同機能) |
| MF系を既に使っている | マネーフォワード |
| 口座・カード連携を使い倒したい | マネーフォワード(パーソナル以上) |
| 2年目以降の年額固定で把握したい | マネーフォワード |
迷っているなら、まずは無料で両方の操作画面に触れてみてください。仕訳の自動化やUIの好みは、説明を読むより1度触ったほうが早く判断できます。どちらも無料で始められるので、合わなければ切り替えればよいだけです。
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よくある質問
Q. 途中で乗り換えられますか?
A. 可能ですが、年の途中での乗り換えは仕訳データの移行に手間がかかります。基本は「その年はどちらかに決めて使い切る」のが安全です。乗り換えるなら、申告が終わって新しい年度が始まるタイミングが現実的です。
Q. 2つを併用する意味はありますか?
A. 副業1つの確定申告であれば、併用する必要はありません。1つに絞ったほうが仕訳が二重にならず、迷いも減ります。
Q. 無料期間が終わると自動で課金されますか?
A. MFの無料トライアルはクレジットカード登録なしで、期間後に自動で有料へ移行しません(2026年6月時点・公式サイト)。やよいの初年度無償は、無償期間の終了後に通常料金へ移行する形なので、継続しない場合の手続きや期限を申込時に公式サイトで確認しておくと安心です。
Q. そもそも青色申告で本当に65万円控除を取れますか?
A. 複式簿記での記帳と、e-Taxによる電子申告という条件を満たせば、両ソフトとも65万円控除に対応します。事前に開業届と青色申告承認申請書の提出が必要な点は副業で開業届を出すべきかで解説しています。
確定申告の最終的な判断は、個別の事情によって変わります。本記事は一般的な情報の整理であり、具体的な税務判断は税理士・税務署など専門家にご確認ください。
まとめ:機能では決まらない。タイプで決まる
マネーフォワード クラウド確定申告とやよいの青色申告 オンラインは、どちらも副業の青色申告を自動仕訳とe-Taxで完結できる実力があります。決め手は機能の優劣ではなく、あなたが「初期費用ゼロとサポートのやよい」タイプか、「連携と年額固定のMF」タイプか、という相性です。
どちらも無料で使い始められます。比較表を眺めて止まっているより、気になったほうの無料登録から1度触ってみるのが、いちばん早い判断材料になります。
確定申告そのものの進め方は副業の確定申告のやり方、経費の考え方は副業の経費はどこまで認められる?で詳しく整理しています。あわせてご覧ください。